コユキコムギ復活のパン
  〜ワルン・ロティ・大和田聡子さん

ワルンロティ

「北のコナモン」をご存じでしょうか?
八戸、久慈、二戸の三圏域(愛称・北緯40°ナニャトヤラ連邦)で、三圏域に古くから根付いている、小麦粉や米粉、そば粉など独特の粉食文化を再認識し、食を通じた地域間交流、地域活性化を目的に、「食」のブランド化を図る取組みで、数年前から「北のコナモン博覧会」などPR事業も開催しています。
「北のコナモン」を追い求めているうちに、岩手県産の「コユキコムギ」でパン作りをしている「ワルン・ロティ」(東京・目黒区)の大和田聡子(おおわだとしこ)さんの記事(赤旗日曜版5月22日号)を見つけました。
 可愛らしい名前の「コユキコムギ」は、大和田さんの亡父・後藤虎男さんが開発した小麦で、絶滅寸前だった国産品種。父の育てた小麦を何とか守ろうと大和田さんが農事組合法人「アグリ平泉」との契約栽培にこぎつけたそうです。
 昨年2月には姉妹店「きんいろぱん屋」が平泉毛越寺前に開店しています。
コユキコムギのパンはどっしり、もちもち感の歯ごたえがあり、地元の小豆を使った手作り餡の入った「きんいろあんぱん」もなめらかな甘さがあります。
 その後に大和田さん本人から電話をいただいたこともあり、6月末に大和田さんのひとりパン屋「ワルン・ロティ」に行く機会を得ました。
アポなしにもかかわらず、大和田さんはお店で気さくに応対して下さいました。
 同行の若手スタッフは、所在地の「洗足」をずっと「アライアシ」と読み違えておりましたが、パン好きのみなさまはそのような愚行をなさることなく、ぜひ一度お訪ね下さい。
 高校までは盛岡で、今は二戸市の製粉所とも関係が深いという大和田さん。
同じ南部圏域という縁にかこつけて、取材がてら、またおいしいパンを食べに行きます。

(編集部)