中国の平たい餃子のような、おやきのようなシャーピン。 アツアツのものをほおばりながら、朝市巡りはいいものです。
館鼻岸壁朝市でも何カ所かで売られていますが、3人そろって朝市に出店している猪鼻さんご姉弟がいます。

シャーピン3きょうだい〜猪鼻さん

 シャーピン。
 平たい餃子のような、中華の餅(ピン)です。
 知り合いの女性に「ここのがイチバンおいしいから!」と、食べさせてくれたのがきっかけで朝市のシャーピンを知りました。
 アツアツの餅は、子どもの頃に食べたどんど焼きの味にも似てうまくて懐かしい。

 それからしばらく後で、別の通りでシャーピンを売っているお店を知りました。
 交通事故にあってしばらく休んでいたご主人が再開したということでした。
 戦後、中国から引き揚げてきたというご主人が中国人、奥さんが日本人の出店です。
 何となく顔なじみになりました。

 十三日町のチーノはちのへで洋服のリフォームショップ「青海(あおみ)」 を開いているそうです。
 チャイナ服の販売や中国語講座も行っているようです。
 店名は、青森と上海を合成してつけたそうです。
 それ以来、青海さんと呼んで話しかけていました。

 今年の朝市が始まってすぐ、はじめてのシャーピンの店の前を歩いていたら、青海奥さんから呼びとめられました。
「ここ、私の弟の店! 朝市には姉弟3人で出店しているよ。私が長女でここが次男でしょ、岸壁のほうに三男」。
 関係づけて思ったことがなかったので、ちょっとビックリしました。
 そういえば同じ猪鼻(ししはな)さんという名前でした。

猪鼻さん姉 シャーピン 猪鼻さん次男 猪鼻さん三男

 もともとはお父さんが大野村の出身だったそうで、戦後、中国から引き揚げてきたのだそうです。
 そのご苦労は、今の時代からは想像を超えるだろうと思います。
「今はみんな子どもたちも結婚して幸せになっているよ」と言っていました。
 ちゃんと聞いておかなくてと思うものの、そこは朝市での立ち話。

中華チヂミ 『朝市まっぷ2014春』 では勝手に通りにネーミングしましたが、青海さんのお店はEF STREETの右側、次男さんのお店はAB WEST下側、そして三男さんはCD EASTの上側です。
 ここで訂正です。
 まっぷでは青海さん以外はチヂミの店として紹介していますが、シャーピンとニラ餅でした。
 シャーピンは中国料理だし、チヂミは韓国ですもんね。

 とは言っても、お店では「中華チヂミ」との表示もあったので大目に見てね、ということで。
 そもそも、シャーピンとニラ餅、チヂミの区別をはっきり理解していないし。
 反省し関係部署とも協議して善処したい所存です
—と政治用語で逃げたりするので、オトナはずるい。