ポール佐藤の「まちの音まちの色」第17回

5月の最終日曜日。八戸中心街の歩行者天国に合わせて、今年も僕たちの野外音楽会『ヤグラ横町ストリートライブ』が始まった。
三日町から十三日町にかけての大通りを交通規制するため、言ってみればついでに通行止めとなっていたヤグラ横町に光をあてたのは、音楽好きな喫茶ピーマンのマスターと、その店に集うアマチュア音楽家たちだった。

 ステージや音響、客席の設営、進行、撤収まで自分たちで賄う手作りコンサートの誕生だ。
好きなことをやるのだからスタッフは集まったし、メイン会場より道幅が狭く、こじんまりとしたヤグラ横町は、やってみると意外にも音の響きが良かった。この天然のコンサートホールは 、少しゆったり、じっくり生演奏を楽しみたいというオトナな聴衆に受けたのか、開催ごとに固定客と思しき面々で椅子が埋まり始めた。
このライブが続いていくといいなあと願う。次の若い世代に脈々と引き継がれて、八戸の文化・伝統になればいいなあ。後は重要無形民俗文化財か、ユネスコ世界遺産か!
「継続は力なり」で、何事も続けることに意味があると、うすうす感づいてきたこの頃である。
最後に業務連絡。司会に弾き語りにと大活躍だった久保さん、常連のご婦人が、テレサ・テンが特に良かったって!

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